新築で廊下がダサい間取りは失敗しやすい?

やまとです。最近、広告や雑誌などで間取りを見る機会が多いのですが、「廊下がダサい」と思うことがよくあります。

僕がダサいと感じる廊下の3条件は、長い・広い・暗いです。

間取りで悩んでいるあなたもまずは廊下をチェックしてみてください。

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廊下が長い

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廊下がムダに長いと居室として利用できるスペースが少なくなってしまいます。上の間取り図の例で言うと、和室とリビングを分離型にしたかったという意図はわかりますが、階段と水廻りに向かっての廊下が長い。

キッチンからの家事導線を考えると洗面脱衣室まで行くのに一苦労ですね。

土地にも建物にもお金にも余裕があっていくらでも広い住宅を作れるならいいですが、限られた面積の中で効率的な空間を作るなら長い廊下はムダでしかありません。

廊下が広い

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いや、ウソだろ?と疑いたくなるような間取りですが、このように無駄に広い廊下もよく見かけます。ちょっとしたフリースペース的に利用したいという思いがあってのことかもしれませんが、パッと見ると無駄に感じますね。

逆にフリースペースだったらもう少し広いほうがいいでしょうし、廊下だったら広すぎるので狭くてもいいと思います。

例えば洋間6帖を8帖ずつにするとか、クローゼットや納戸の位置を工夫してちゃんとしたフリースペースを確保したり書斎を作ってみるのもいいでしょう。

中途半端に広い廊下というのはおすすめできません。

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廊下が暗い

2階の廊下は特に暗くなりがちです。

先ほどの間取り例のように無駄に広い廊下を作れば明るさは確保できますが、通常は居室をメインに考えるので廊下の採光が取れないことが多いです。せめて階段には窓を作って少しでも明るさを確保するといいでしょう。

どうしても廊下が暗くなってしまうときはトップライトを設置する方法もあります。個人的にはトップライトは嫌いなのですが廊下に作るなら許せます。

よくあるトップライトの配置例では、リビングの吹抜け上部に設置していますが、雨の音や直射日光の問題があるので生活の中心となる空間には設置したくありません。(夏場のトップライトは地獄ですからね。)

効率的な間取りにするとどうしても廊下が暗くなるのでどこかで採光を確保できるように工夫してみてください。

まとめ

できるだけ廊下のない間取りのほうが居室や収納を広く作れますし、導線がスムーズになります。

ハウスメーカーや工務店、設計事務所からプランを作ってもらったときは、廊下を確認してみましょう。

長い・広い・暗い

間取りが悪くなる廊下の3条件は覚えておいてください^^

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