
やまとです。
僕はツーバイより在来軸組工法に
慣れ親しんでいるのでツーバイ工法は
ちょっと抵抗があるのですが、
ツーバイをメインでやっている大工に
メリットとデメリットを聞いてきました。
ツーバイフォーのメリットとは?
軸組みの筋交い工法に比べると丈夫
気密しやすい
軸組みより工期が短くて済む
雨に気を遣う
ツーバイ工法はパネルを組み立てながら
建てていくので、在来の筋交いに比べると
ぐらつきが少なく丈夫だそうです。
気密性に関しても在来より高いという風に
よく言われていますが、実際に施工している
大工も在来工法より気密しやすいと言っています。
工期が在来より短いことに関して施主目線で
メリットがあるかどうかですが、
工期が短い分、多少は安くなってるんじゃないかな。
(営業じゃないから知らんけど。(笑))
ですって^^
最後の、雨に気を遣うというのは
デメリットのようで実はメリットなんですね。
よくツーバイは、屋根をかぶせるまでに
時間がかかるから雨に弱いということを
言っている人が多いのですが、
「そんなことは大工も知ってるよ!
だから在来建ててる大工より雨には慎重。」
ということなので、雨が降りそうで怪しい日には
絶対に建てないと言っていました。
在来の場合は雨でも平気で建ててる現場は
たくさんありますからね。
ツーバイフォーのデメリットとは?
耐久性が低い
材料がけっこう反る
変更が難しい
ツーバイ工法に使われている材料は
SPFと言って、(スプルース・パイン・ファーの頭文字)
腐りやすくシロアリが来やすい特徴があります。
水に弱いので建てるときに雨に気を使っていますが、
やはり日本のように高温多湿だと
在来のスギやヒノキより耐久性は劣ります。
ツーバイ材の厚みは38mmが標準なので
在来に比べると細く反りやすいそうです。
ただ、反っているから家にデメリットがあるとか
そういったことではなく、単純に大工が
施工しにくいということです。(^-^;
最後に、変更が難しいというのは、
ツーバイ工法は釘をたくさん使って
ガチガチに固めて剛性を確保します。
なので、建築途中にちょっと変更してほしい
と言われても困ることが多く、
イラッとしてしまうんだとか・・・。
「リフォームには向いてないだろな~。」
とぼやいていましたよ。
おわりに
ちなみに今回僕が質問した大工は
三井ホームをメインで施工しているので
ツーバイに関してはプロです。
その大工の言っていることなので、
少なからず参考になるのではないでしょうか。