
やまとです。
設備や材料などのグレードを下げて
ローコスト住宅を実現するより、
質はキープしつつコストを下げるほうが
圧倒的に魅力的ですよね。
そのためにまず、コストを抑えるための
間取りの作り方を勉強してみましょう。
コストを抑える間取りのポイント
[ip5_coloredbox color="colored-box--blue" width=""] 凹凸を作らない
下屋を作らない
1階と2階の水回りはそろえる
1階と2階の壁位置はそろえる
凹凸を作らない
同じ床面積の住宅だったら、凹凸があるより
真四角の住宅のほうがコストが下がります。
凹凸をつくると壁の長さが長くなったり、
角の処理に余分な材料や手間がかかるので
1か所につき10万から20万アップしてしまいます。
真四角だとシンプルすぎてかっこ悪いという
意見もあるかもしれませんが、
コストを追及するなら真四角がベストです。
下屋を作らない
引用:http://www.takase-jyutaku.net/index.html
「下屋」とは、2階建ての建物の1階の屋根のことです。
下屋があるということは、1階部分のほうが
2階より面積が大きいということなので、
下屋のない総2階の建物に比べて
基礎や屋根の面積が増えてしまいます。
2階建てより平屋のほうがコストアップになる
のはこのような理由があります。
関連記事:平屋建ての4つのデメリットとは?
なので、平屋ではなくても下屋がある分、
下屋のない住宅よりはコストアップに
なってしまうというわけです。
1階と2階の水回りはそろえる
ユニットバス、洗面所、トイレなどの水回りは
1か所に固めたほうが配管経路が短くてすみ、
材料も手間も抑えることができます。
同様に2階にトイレを配置したとしても、
1階の水回りの上にトイレを配置したほうが
配管が短くてすむのでコストを抑えられます。
建築費全体から考えると配管が多少増える
ぐらいは大した金額ではありませんが、
設備屋さんの手間も増えますし
漏水の心配も出てくるのでまとめたほうがいいですね。
1階と2階の壁位置はそろえる
例えば上の断面図の左図ように、
リビングの上の部屋の壁がずれていると
太い梁が必要になります。
これは断面図で見ているので1本だけですが、
他にも1階と2階の壁がずれていると
それだけ太い梁が必要になるので
コストアップになってしまいます。
ただコストアップというだけでなく、
構造的にもなんとなく不安ですよね。
やっぱり1階と2階の壁位置は
できるだけそろえたほうがいいでしょう。
まとめ
[ip5_coloredbox color="colored-box--blue" width=""] 凹凸を作らない
下屋を作らない
1階と2階の水回りはそろえる
1階と2階の壁位置はそろえる
グレードを下げるのではなく、
間取りの工夫でコストを抑えることも
可能なのでぜひ検討してみてください。
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