
やまとです。最近は屋根にガルバリウム鋼板を使っている住宅が増えていますが、外壁に使っている住宅も増えていますね。
サイディングと比較して ”デザイン性” で採用している人がほとんどだと思いますが、他にどんなメリットやデメリットがあるのでしょうか。
ガルバリウム鋼板を外壁に使うメリットとは?
耐久性が高いのでメンテナンスが少なくて済む
錆びにくい
防水性が高い
軽い(地震に有利)
サイディングは10年で塗装をやり替える必要がありますが、ガルバリウムの場合は15年~25年の耐久性があるのでサイディングよりメンテナンス費用が少なくて済みます。
トタンに覆われた工場や倉庫をイメージすると錆びてボロボロになっているイメージですが、ガルバリウムはトタンの4倍防錆性が高いので錆びにくいといえます。
防水性に関しては言うまでもありませんが、屋根材としても使用されているぐらいなので雨には強いです。ガルバリウム鋼板はサイディングより軽く、もちろんタイルやモルタルと比べても断然軽いので地震に有利です。
構造的にも屋根や壁材が軽いほど地震力に対して抵抗が少ないので安定した建物になります。
ガルバリウム鋼板を外壁に使うデメリットは?
初期費用がサイディングよりかかる
傷や凹みがつきやすい
センスが悪いと安っぽく見える
耐久性が高いのでメンテナンス費用が安いというメリットがありましたが、初期のコストはサイディングよりかかります。ただ、100万も200万もアップするわけではないので、長い目で見たら安くなります。
傷や凹みはサイディングでは目立ちにくいですが、ガルバリウム鋼板はよく目立ちます。傷のつき方によっては、そこから錆びてくる可能性もあります。
最初に、”デザイン性” でガルバリウムを採用する住宅が増えているということを言いましたが、個人的には「ダサイ」と思ってしまう外観もあります。
外観の形状、屋根の形状と色の使い方によっては安っぽく見えたり倉庫のように見えてしまうこともあります。
特に白やシルバーのガルバリウム鋼板を使いたいと思っている人は、形状とのバランスも必要になってくるかと思います。
おわりに
引用:http://oirt.info/archives/737
写真のような黒のボックス型の外観が、ガルバリウム鋼板の外壁が流行り始めたきっかけだと思います。
サイディングに比べるとメリットも多いですが、センス次第でかっこ悪くなってしまうので注意してください。