
やまとです。ビルトインガレージのあるお家って普通のカーポートに比べると高級感がありますよね。
ただ、駐車場が建物と一体になってしまう分気を付けないと失敗してしまう可能性があるのでポイントを見てみましょう。
玄関とガレージの位置関係
ビルトインガレージの大きさ
2階の部屋の配置
固定資産税の件
玄関とガレージの位置関係
ビルトインガレージのメリットとして、車が雨に濡れないということがありますが、それよりも僕は、乗り降りの際に人が雨に濡れないことのほうがメリットだと思います。
それなのに、室内から直接ガレージにアプローチできない間取りになっている住宅も少なくありません。
たとえばこのような間取りだったら、玄関から一旦ポーチに出てからガレージに向かわないといけないので少なからず雨に濡れてしまいますよね。
このようにすれば、雨の日には直接ガレージにアプローチできるようになるので雨に濡れる心配もありませんね。せっかくビルトインガレージを作るなら直接アプローチできく計画にしましょう。
ビルトインガレージの大きさ
ビルトインガレージは3方向が壁に囲まれているので通常の駐車場に比べると圧迫感があります。
あまりにも狭すぎると建物にぶつけてしまったなんてことにもなりかねませんので多少の余裕は見ておいたほうが良いでしょう。
奥行だったら最低でも5.5m~6mはないと車の長さが普通車で4.5m程度ありますからね。幅は、1台だったら4m程度、2台だったら6m程度は欲しいところでしょう。
特に幅方向はゆとりがないとドアを開けることもできませんし駐車時にぶつけるリスクが高くなります。ただ、余裕を持たせすぎると今度は構造的にも不利になってきてしまいます。
2階の部屋の配置
1階にガレージがあるということは、柱や壁のない広い空間ができてしまうので耐震性にも影響してきます。木造住宅の場合だと、2台用のスペースで間口を6mも開けてしまうと、その上に2階の居室があると危険です。
将来はビー玉が転がるような、傾いた床になってしまう可能性が高いです。ガレージの部分は鉄骨造にするとか、ガレージ部分だけは平屋にするなどの工夫が必要です。
狭小地などで1階がガレージ、2、3階が居室という住宅も都心部では多いと思いますが、その場合は間口が4m~5m程度なのできちんと計算していれば問題ないかと思います。
特に2台用のガレージを設ける場合が心配ですね。
固定資産税の件
ビルトインガレージは床面積に含まれるので3方が壁に囲まれていると固定資産税の対象になります。
場合にもよりますが、数千円から数万円のアップ。
引用:http://www.maghaus.com/cn18/013.html
ただし、完全に壁に囲まれていなくて一部がオープンになっているような場合は固定資産税には含まれない「ようです。」
「ようです。」というのは、地域の評価員によっても見解が違うそうなので確認してみてください。
まとめ
玄関とガレージの位置関係
ビルトインガレージの大きさ
2階の部屋の配置
固定資産税の件
以上、間取りを考える際に参考にしてみてください。