
やまとです。
リビング階段は寒い(デメリット)
リビング階段だと家族のコミュニケーションが増える(メリット)
リビング階段のメリットとデメリットでよく言われる代表的なことはこの2つですが、個人的にはちょっと違うと思っています。
リビング階段のメリットとは?
リビング階段だと家族が顔を合わせる機会が増えるから家庭が円満になるとか、子供とのコミュニケーションが増えるなんて言われていますが、ぶっちゃけ関係ありません。
確かに子供が外から帰ってきたときは一度リビングを通るので確認はできますが、もし子供が友達でも連れて帰ってきたらどうですか?
リビング、いつ誰に見られても大丈夫なくらい片付いていますか?
リビング通らずにさっさと自分の部屋に上がりなさい!って思うかもしれませんね^^
これって結局、デメリットですよね・・・。
家族のコミュニケーションが増えることとリビング階段は関係ありません。
親のしつけの問題であったり、普段からの会話の問題かなと。
例えば、学校から帰ってきてリビング階段を通って自分の部屋に上がったとしても、リビングに下りてこなかったら会話なんてありません。逆に、玄関ホールから階段を上がっても、ランドセルを置いたらリビングに下りてきてくれる子供だったら会話は増えますよね。
なのでリビング階段のメリットは家族が円満とかそういったことではなくて、視覚的に広い空間を演出できるとかリビングのデザイン性が向上する程度でしょう。
リビング階段のデメリットとは?
リビング階段だと寒いとよく言われますが、断熱性能の高い住宅だったら寒くありません。逆に性能が低い住宅だと、リビング階段でなくても寒いです。
関連記事:リビング階段が寒いのは性能のせい?
それよりも、さっき言ったように子供が急に友達を連れてきたときに散らかったリビングを見られるほうがデメリットです。
あと、けっこう下から上への音は響くので、ピリピリした受験生がいる家庭だったらリビングでワイワイすることもできません。案外デメリットって多いんですよ。
断熱性能にしても、中途半端な性能だったら寒いので、コスト的に厳しい場合はリビング階段はやめておくべきでしょう。
日当たりの悪い狭小地などで2階からの光を1階に取り入れるような工夫をする場合はリビング階段は効果的ですが、そうでない場合は不要かもしれません。
最近では半分以上の住宅でリビング階段を取り入れていますが、その中でも断熱性能にしっかりこだわっている住宅は少ないので結果的に後悔している人のほうが多いはずです。
まとめ
デザイン性の向上と広さの演出(メリット)
急な来客でリビングを見られる(デメリット)
実は我が家もリビング階段なので僕が実際に住んでみて感じたメリットとデメリットを紹介してみました^^