
やまとです。同じ30坪の新築を建てる場合でも、家の形や間取りによってかかる費用は大幅に変わってきます。
今回は、デザイン性がどうかは抜きにして、コストを抑えるための間取りのポイントを紹介します。
総2階建てのほうが安い
たまに、正方形と長方形の家だったらどちらのほうが安くなりますか?という質問をいただくのですが、正方形か長方形かが問題ではありません。
同じ面積で総2階だったら、正方形でも長方形でも費用は同じです。(総2階というのは1階と2階の床面積が同じということです。)
ベランダが少し飛び出していますが、1階と2階の床面積が同じなので、1階の上に屋根もないですし、2階が飛び出してもないですよね。
例えば、床面積が30坪の住宅だとすると、1階15坪、2階15坪の建物に比べて、1階20坪、2階10坪の建物の方が高くなります。
理由は、以前に平屋と2階建ての価格の差額
でも説明したように、基礎や屋根などの面積が増えてしまう分、割高になってしまいます。なので、できる限り1階と2階の床面積はそろえたほうが良いでしょう。
凹凸が多いと割高
建物の凹凸が多いと施工手間もかかりますし壁の長さも長くなるので材料が余分に必要になります。
真四角の建物の場合で角が4か所ですが、ハウスメーカーによっては角が5、6か所と増えるごとにオプション料金がかかるところもあります。
”材料費とは別に”ですよ・・・。
敷地の形状や駐車スペースにもよるので真四角の建物だと納まらない場合もありますが、凹凸が少ないほうが安くなります。
1階と2階の壁と柱の位置は合わせる
引用:http://sumai.panasonic.jp/sumu2/fusezu/content04/4_02.html
専門用語で言うと、「直下率」と言って、1階と2階の壁や柱の乗りを表します。上の図を見てもらうと、青塗りの丸が1階の柱、赤丸が2階の柱、重なっている壁が紫、2階の壁が赤です。
青く塗りつぶされていない赤丸の柱は、1階に支える柱がないということなので、床を構成する梁に大きな材料が必要になります。
わかりやすく言うと、赤色が目立つほど構造上負荷がかかるので大きな材料が必要になって割高になります。
上の図は1階のリビングの上に2階の壁があるだけなので、この程度だったらまだマシです。
こちらの図を見ると、最初の図に比べて赤色が目立ちますよね。
赤色は2階の壁なので、1階と2階の間取りがそろっていない証拠です。こんなに1階と2階の壁がずれていると、構造上も危なく、費用も割高になります。
構造に詳しくない設計士さんが間取りをプランニングすると、このように危険な間取りになる場合があります。
総2階で計画する
なるべく凹凸は作らない
1、2階の壁はそろえる
以上、3つのポイントを意識してみてください。