平屋住宅の価格の相場って?2階建ての何割増し?

やまとです。以前に平屋住宅のメリットとデメリットを紹介したときに2階建てに比べてコストアップになるというお話でしたね。

平屋住宅のメリットとは?
平屋住宅のデメリットとは?

最近では建築費がコストアップになっても平屋住宅を好んで建てる人が増えています。老後のことを考えるとやっぱ平屋がいいですよね^^

では実際にどれくらコストアップになるのでしょう。

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平屋と2階建てで増えるもの

延べ床面積が平屋でも2階建てでも同じ面積(30坪)で仮定してみますね。2階建ての場合は1階、2階それぞれ15坪ずつの床面積とします。

増えるものにはどんなものがあるか。

icon-check3-r土地の面積

icon-check3-r基礎工事

icon-check3-r屋根工事

icon-check3-r天井の断熱材

icon-check3-r床の断熱材

建坪が15坪で良いものが30坪必要なので土地の面積は2倍近くになりますね。

基礎と屋根も15坪分で良いものが30坪分必要になるので約2倍になります。

断熱材について、壁は2階建ても平屋も差はありませんが、天井と床は2倍になります。

その理由は、天井や床の断熱材って、2階建ての場合は1階の天井(2階の床)には入ってないんですよ。

1階の床と壁、2階の壁と天井部分に入っているのですが、平屋の場合は1階の床と壁、天井に入れるので15坪分の断熱材でいいところが30坪分必要になってしまいます。

フローリングや壁紙等の仕上げ材は平屋でも2階建てでも同じ程度の量が必要です。

で、上記の工事費用ですが、ざっと本体工事の2割程度を占めるので、坪50万の住宅を計画しているなら

50万×30坪=1500万(本体工事費)

1500万×20%=300万

300万程度のアップですかね。(土地代は含んでいません)

減るものってあるの?

逆に平屋にすると減るものもあります。

icon-check3-b階段スペース(1坪程度)と階段工事費

icon-check3-bバルコニー工事費

icon-check3-b構造材

坪単価50万の住宅だったら、単純計算で1坪分の50万は削減になります。

それに伴って階段の工事費用も不要ですし、バルコニーも平屋なら不要になりますね。

構造材に関しては大幅に減るわけではありませんが、2階の床を構成する梁などの大きな部材が不要になるので2階建てよりは平屋のほうが少なくて済みます。

バルコニーの施工面積にもよりますが、上記の費用でざっと100万は削減になるかと思います。

増える費用300万-減る費用100万=差額200万
間取りや外観、形状によっても全然変わってきますが、平屋にするとこの程度は差額が出る可能性があります。

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