
どうも、やまとです^^
最近のモデルハウスを見ていると
2階にリビングがある住宅が増えましたよね。
リビングを2階に配置するメリットとしては
プライバシーを確保しやすかったり
日当たりが1階よりは良くなりやすい
といったことが挙げられます。
他には、構造的に2階がリビングのほうが
大空間を作りやすいので開放的で明るい
リビングにすることができます。
ただ、買い物の後や高齢になったときの
昇り降りが大変というデメリットがあります。
それでは、そんなデメリットを解消するために
どうすればいいのかを紹介しますね。
1階の階高(天井高)をなるべく下げる
ちなみにですが、
大東建託や積水ハウスのシャーメゾンなど、
2階建ての賃貸アパートでは2階のほうが人気ですよね。
1階より家賃が高いのに防犯やプライバシー
を優先して2階に住みたがる人が多いです。
アパートの2階に住んだことがあるかたなら
わかると思いますが、それほど昇り降りに
苦痛を感じることってなくないですか?
それには、戸建ての住宅に比べて
階段の幅が広く、天井高さが低いという
理由があります。
階段がゆるやかでゆったりしているので
苦痛に感じることが少ないんですね。
ということは、戸建てで2階にリビングを
配置する場合でもゆるやかな階段を
作ってやればいいんですよ。
天井高さは一般的に2400㎜程度ですが、
法律上は2100㎜あれば問題ありません。
それに、1階には寝室や子供部屋などの
個室が配置されるようになるはずなので
天井高が低くても問題ないですよね。
だったら、法律ぎりぎりか賃貸と同じくらいの
2200㎜から2300㎜程度に抑えてやれば
1階の高さを低くすることができます。
そして階段の幅を1m以上確保すれば
ゆるやかな階段を作りやすくなります。
一般的な住宅の階段は、1段の高さが
200㎜から220㎜程度で14段ほどですが、
200㎜程度にして段数を減らしてやるか
1段あたりを180㎜程度にするか。
どっちにしろ1階の高さを低く抑えれば
ゆるやかな階段を作ることができます。
それでも歳を取ったら大変ですか?
みんながみんな持ち家ではないので
賃貸で階段を昇り降りしている高齢の方も
たくさん見かけますけどね。
それでも住宅となるとなぜか
昇り降りがデメリットにピックアップされるという・・・。
もし高齢になったときのことも配慮するなら、
1階の子供部屋は2部屋続きにして
将来間仕切りで仕切れるようにしておいて
子供が育って家を出るときに1部屋に戻す。
その広い1部屋をリフォームでミニキッチンをつくる。
そうすると普段の生活ではほとんど
2階に昇ることはありませんね。
他には、予算があればホームエレベーター
を計画しておくといいと思いますが、
ホームエレベーターまで作れない場合は
ダムウェーターでもあればいいですね。
ダムウェーターとは小荷物専用昇降機
のことで、人は入れないけど荷物だけを
乗せて昇り降りすることができます。
レストランやホテルの厨房などで
よく使われているものですが、
最近では住宅で使っている例もあります。
それでも100万程度はすると思いますが、
ホームエレベーターよりは安いです。
おわりに
1階リビングより2階リビングのほうが
不自由があるとわかっていても
憧れてしまうと実現したくなりますよね。
そのために、少しでも昇り降りの負担を
解消できる方法を提案させてもらいました。