
やまとです。
建売住宅を購入する人は、[ip5_coloredbox color="colored-box--red" width=""]
とにかく安く抑えたい
特に家へのこだわりがない
注文住宅からの妥協
このあたりではないでしょうか。
確かに建売住宅は注文住宅に比べて
価格的にお手頃な物件が多いですが、
”安いなりの理由”を知っておくことが重要です。
理由を知った上で、自分が購入するときには
どんなことに気をつければ良いのか
ということについてお話しします。
建売住宅が”安いなりの理由”
建売住宅が安い理由には、[ip5_coloredbox color="colored-box--blue" width=""]
広い土地をまとめて購入している
建材・設備をまとめて購入している
設計料や人件費の削減
※見えないところ・わからないところのグレードを下げている
※工期を短縮している
※安く見せかけている
以上のようなことが挙げられます。
土地の場合は、
注文住宅でも広い分譲地を作って
安く土地を売ることもあるので
特に問題は無いかと思います。
建材・設備に関しても、
まとめて発注したほうが安くなるので、
何件かまとめて建売住宅を建てる
会社もありますが、特別問題ありません。
設計料や人件費に関しては、
施主との打ち合わせのやり取りなどが
ないので安く済んでいます。
これも特別問題ありません。
問題なのはここから。
※印がついている3つは注意してください。
見えないところ・わからないところのグレードを下げている
見えないところというのは、
構造部材であったり断熱材などです。
仕上がってしまえば隠れてしまうので
極端な話、どんな材料を使っていても
壊さない限りわからないですよね。
よっぽどじゃない限り、
悪徳な詐欺のようなことはないですが、
多少のグレードを下げていることはあります。
建築基準法(建築の法律)は
クリアしているので問題ないですが、
あくまでも最低ラインなので
長持ちするかと言えば微妙です・・・。
わからないところというのは、
窓(サッシ)であったり外壁などです。
隠れてはいないけど素人ではわからない
サッシや外壁などのグレードを下げています。
サッシ→アルミサッシ
外壁→サイディング14㎜厚
担当者に聞いてみてこのふたつの
回答だったら最低ラインのグレードです。
これが良い悪いは別として。
ただ、冬はめちゃくちゃ寒いですよ(笑)
工期を短縮している
これはけっこう厄介なんですが、
建売住宅の場合は大工さんの
手間受け費用が安いので
数をこなしてなんぼなんですね。
通常、2か月工期のところを
1か月で仕上げて2か月で2件請け負う
みたいな・・・。
仕事が早い=仕事が雑
とは言い切れませんし
早くて腕のいい職人さんもいますが、
品質に対するプライドは低いかと思います。
でも建売のように完成していたら
どうしようもないですよね。
そこで、あなたが建てたいなーと思う
住宅会社の他の建売物件の
工事中の現場を見させてもらってください。
そのときに見るチェックポイントは
いくつかありますが、
断熱材の入り方を見てみてください。
この記事の真ん中あたりにある写真の
のように断熱材に隙間が空いていないか
確認するだけなら素人でもできます。
これはほんの一例ですが、
断熱材をきちんと施工できていない
住宅は多いのでポイントになるかと思います。
安く見せかけている
正直僕は、まったく同じグレードのものを
建てるのであれば注文も建売も
価格に大差はないと思っています。
広告などでは少しでも安く見せるために
土地と建物代だけでその他の諸経費は
含まれていない場合が多いので注意してください。
月々のローン返済6,0000円!
のような書き方をしている広告も注意です。
頭金、ボーナス払い有りなど、
自分が考えている返済条件と
一致していないにもかかわらず、
それに気が付いていない人も多いので。
まとめ
[ip5_coloredbox color="colored-box--red" width=""]使っている材料の確認をする
他の現場に見学に行く
広告の価格には注意する
以上、この3つのポイントを理解して
建売住宅を購入するか検討してみてください。