新築平屋建て住宅の4つのデメリットとは?

こんにちは、やまとです。前回は平屋のメリットについてお話しました。

前回の記事はこちら

今回は平屋のデメリットについてお話します。ただ平屋に憧れているだけで建ててしまうと後悔することになってしまうのでデメリットを理解した上で計画してください。

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平屋のデメリット

icon-check3-r2階建てよりコストがかかる

icon-check3-r日当たりが悪くなる可能性がある

icon-check3-rプライバシーを確保しづらい

icon-check3-r洗濯物を干す場所に困る

ひとつずつ説明しますね。

2階建てよりコストがかかる

平屋建てのほうが安いイメージがある人もいるかもしれませんが、実際には同じ床面積なら2階建より高いです。

例えば、30坪の住宅を建てる場合に、2階建てなら1階と2階をそれぞれ15坪ずつ分ければ土地の面積は小さくてすみますが、平屋の場合は30坪の住宅が収まるだけの土地の面積が必要になります。

駐車場や庭なども考慮するなら、30坪の平屋で最低でも60坪以上は土地の面積が欲しいですね。

他には、基礎と屋根の面積が2階建ての倍は必要になるので、その分コストアップになってしまいます。

壁や窓、フローリングなどは平屋でも2階建てでも同じだけの数量が必要になるので基礎と屋根が多く必要な平屋のほうがコストアップになるというわけです。

日当たりが悪くなる可能性がある。

特に分譲地や住宅街に平屋を建ててしまうと周りの住宅が日光を遮ってしまうので1階の日当たりが悪くなってしまいます。

日射については設計士が考えてくれますが、法律を満たしたところで実際には日当たりが悪い住宅なんてゴロゴロあります。

なので、いくら平屋がいいと言っても、周辺環境を考慮してくださいね。

プライバシーのこともあるので、周りが2階建の住宅街で平屋を建てるのはやめておいたほうがよさそうです。

プライバシーを確保しづらい

プライバシーについても住宅街だと確保しづらいので平屋は不向きです。リビング、個室がすべて1階になってしまうので、道路や隣地からの周りの目が気になります。

日当たりが悪いのも嫌ですが、プライバシーのために1日中カーテンを閉めて生活するのももっと嫌ですよね。

近所の子供が家の前で遊んでいたり、主婦のかたが家の前で立ち話をしているだけで家の中を見られていないか気になってしまいます。

2階建なら寝室などの個室を見られる心配はありませんからね。

洗濯物を干す場所に困る

これもプライバシーのひとつですが、2階建てならベランダに干せばいいものを平屋だと庭に干さないといけません。もちろん、洗濯物を階段を昇らずに
干せるというメリットもありますが、干す場所に困るというのも事実です。

賃貸のアパートやマンションだったら1階のほうが家賃が安い場合が多いですよね。

これも洗濯物の干す場所だったりプライバシー、防犯上の問題などのデメリットがあるから安くなっています。

安かったら1階でも住む人はいますが、同じ金額なら2階以上のほうがいいですからね。そう考えると、少し広い程度の土地に無理して平屋を建てるくらいなら2階建てを建てるほうがいいかもしれません。

平屋を建てるなら100坪以上ある土地に、家の周り4周ともに余裕があるように建てるほうがプライバシーも確保できるでしょう。

平屋は便利ですが、今紹介したデメリットも考慮して検討してみてください。

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