新築のLDKの広さ 14畳は狭い?

やまとです。僕は間取りの図面を見る機会は多いのですが、実際に現場に行くと「狭いなー」と感じることがあります。

これで生活すると窮屈だろうなーと思いますが、だいたい間取りの広さで失敗するのはLDK子供部屋ですね。建売住宅だったら実際に確認できるのでいいですが、注文住宅の場合は住むまで広さはわかりません。

そこで、LDKの広さが14畳の場合の広さについて検証してみましょう。

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”LDK14畳” キッチンは何畳?

LDKのうち、キッチンだけの広さは、最低でも4.5畳程度は必要です。

回廊型のアイランドキッチンにするなら6畳以上はないとゆとりがないですが、普通の対面キッチンで4.5畳程度ですね。

ちなみに4.5畳の内訳は、キッチンが1.5畳、背面収納と冷蔵庫が1.5畳、調理スペースが1.5畳程度です。そう考えると4.5畳でもけっこうギリギリだと思いませんか?

収納を多く取りたい、調理スペースは広くしたいとなるとさらにスペースが必要になりますが、無理せず欲張らずな広さが4.5畳ですね。

”LDK14畳” ダイニングは何畳?

ダイニングテーブルとリビングのテーブルを兼用する家庭もありますが、ここでは別々で考えてみます。

4人掛けのダイニングテーブルの大きさが幅70cm×長さ140cm程度なので、そこに座るスペースを考慮すると、キッチンと同じく4.5畳程度は必要です。

6人掛けだと180cmは必要になるので6畳は必要になってしまいます。もしアイランド型キッチンで6人掛けのテーブルを配置するならダイニングキッチンだけで12畳も必要になる計算なので、LDK14畳はとてもじゃないけど無理ですね^^;

最低限必要な広さでも、キッチン4.5畳+ダイニング4.5畳で9畳は必要です。

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残ったリビングの広さは?

リビングだけの広さは残りの6畳。

ソファやテーブル、テレビボードなどを配置すると、ゆとりのあるスペースとは言えませんね。住んでいると物が増えてくるのでちょっとした収納も欲しくなってきますが、6畳しかなかったら棚を置くスペースも確保できません。

ちなみに、ダイニングとリビングを兼用で使用して、ダイニングテーブルを配置しないのであれば14畳でも広く使うことができますよ。

いやいや、ダイニングとリビングは別々でしょ!というのであれば、LDK14畳ではちょっと狭いのかなーと思います。

せめて16畳は欲しいところですね。

LDKという一体的な空間で考えると14畳の広さがどうなのかわかりにくいですが、思っている以上にキッチンとダイニングで場所を取ってしまうので注意してください。

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