
オープンキッチンに憧れて”吊り戸棚無し”を貫いたやまとです^^
我家の場合は、どうしてもアイランド型キッチンにしたかったこともあって、吊り戸棚はつけませんでしたが、つけようか悩んでいるあなたは、
つけると部屋が狭く感じないかな?
つけないと収納が足りないかな?
ニオイが充満したりするのかな?
このようなことを考えていると思います。最近の住宅では、LDKをすっきり見せるために吊り戸棚無しを選ぶ方が増えていますが、間取りによっては有りのほうがいい人もいます。
それでは僕の経験も踏まえて説明しますね。
つけると部屋が狭く感じる?
吊り戸棚をつけるということは、リビング側から見た時に垂れ壁ができてしまうので、部屋が仕切られたように感じてしまいます。
なので、例えばLDKの広さが18畳あったとすると、5畳のキッチンと13畳のリビングに分かれてしまうのでリビングが狭く感じてしまうんですね。
開放的で広い空間にしたい人は吊り戸棚を無しにしたほうが良いですが、無しにする場合にも注意が必要です。吊り戸棚を無しにすると開放的にはなりますが、背面収納の上のほうが丸見えになるということです。
背面収納をきちんと採寸して造作などで壁一面に作っているならいいですが、高さ2mぐらいの収納を買ってきて置いているだけならちょうどその上のほうが見えてしまいます。
収納の上が開いていると、そこに物を置いてしまうんですよね。
あまり使わない鍋とかタッパとかお菓子とか・・・。
せっかく開放的になっても、みっともない部分が見えてしまうのでそれだったら吊り戸棚で目隠しにしたほうがよくないですか?
収納量は大丈夫ですか?
吊り戸棚をつけないということはそれだけ収納が減ってしまいます。
その分、背面に収納量を確保できているならいいですが、スペース的に難しいようであれば、吊り戸棚があるほうが実用的です。
具体的に言うと、冷蔵庫を置くスペースとは別で、幅が2m程度しか収納スペースが無いなら吊り戸棚は付けたほうがいいでしょう。
ちなみに我が家は背面収納は造作で作って、幅が3mプラス1mの可動棚、合計で4m幅の収納量があります。高さは床から天井まで壁一面収納です。レンジや炊飯器を置くスペースは間を繰り抜いていますけどね。
これだけの収納量を確保出来たこともあって、オープンキッチンを採用しました。
使っていて思いますが、幅が2m程度の収納(しかも既成品の2m程度の高さ)だったら、吊り戸棚がないと足りないと思います。
ニオイは充満するの?
こちらの記事でも書いていますが、IHの場合はガスに比べて臭いは充満しにくいです。
換気扇を付けていれば料理中でもリビングからあまり臭いは気になりませんし、油くさいなんてこともありません。
ガスコンロの場合は上昇気流が発生して上に臭いを運ぶので吊り戸棚があるほうが臭いを遮ることはできると思いますが、IHなら大丈夫ですね。
僕が臭いに鈍感だからではないですよ。(笑)
妻も臭わないって言ってますから^^
まとめると、吊り戸棚を付ける付けないの判断は、”背面収納次第”ということです。臭いや広さよりは、収納量を確保できるかどうかを検討してみてください。