
最近、建築の勉強をすればするほど自分の家のつめが甘かったことに後悔してしまっているやまとです。
シンプルモダンなお家を建てたいと考えているあなた、特に箱型(キューブ型)に憧れているなら要注意ですよ。僕の家は完全な箱型ではありませんが、軒をあまり出していない片流れ屋根です。
引用元:http://www.otanisekkei.co.jp/gyomu/sekou/jutaku/odHouse.html
こんな感じですね。
でも住み始めて気が付くんですよね、やっぱり日本では昔ながらの軒のある家がいいと・・・。
その理由を説明します。
窓が開けれない
屋根の軒が出ていないということは、雨が直接窓に当たってしまうので窓を開けることができません。
風が強いとか弱いというのは関係なく、少し開けるだけでも雨が入ってきてしまいます。
冬の雨は窓を開ける必要もないのでいいですが、梅雨時期は苦痛ですね。ジメジメするので窓を開けて換気をしたくても全く開けることができません。
それに、開けれないだけじゃなく、雨が窓ガラスに当たってうるさいんですよ。(^_^;)
ガルバリウム鋼板屋根の雨音は気にする人が多いですが、天井に断熱材が入るので気になりません。でも窓ガラスの雨音なんて気にしないですよね。
まぁ、不便ということではないのですが、特に風の強い日なんかはバチバチとガラスに当たる音がうるさくて寝れないときも・・・。
箱型の家にする場合は、雨の日の対策をきちんと考えておいた方がいいでしょう。
箱型で雨を防ぐためには?
箱型でも壁を引っ込めて屋根を持ち出す方法があります。
引用元:http://www.jahbnet.jp/koumuten_0005/work/373
この写真のように、箱型でも中の壁が引っ込んでいるので雨は防げるかと思います。
トイレや洗面所など、頻繁に開けない窓はあまり気にする必要もないですが、せめてリビングや和室の窓は雨を気にせずに開けたいですね。
他には、2階のバルコニーを持出して、1階を屋根代わりにするとか。
1枚目の写真のような感じです。リビングの上をバルコニーにすると窓からも雨が入ってきにくくなります。
1階より2階の部屋が飛び出している家もありますが、あれは構造的にやめておいたほうがいいので、せめてバルコニーを持ち出すように計画しましょう。
ちなみに、シンプルモダンで建てた僕の経験上、もし2回目建てるなら軒のある和モダンな外観にしますね。
参考にしてみてください。