
やまとです。最近ではモダンでかっこいい和室が増えているので注文住宅を計画するときに和室は絶対に必要と考えているお施主さんも多いようです。
特に、リビングと一体的に使える和室が多いですね。和室だけを単独で設けてしまうとお客さんが来たとき以外使わなくなってしまうのでリビングと一体にして毎日利用できるほうがいいです。
ただここでひとつ問題が・・・。
リビングと一体型にする場合に、”小上がり”と”フラット”ならどちらがいいのか。
まぁこればっかりは好みが分かれると思いますが、僕の家はフラットにして正解でした。
僕がフラットにした理由
僕が新築を建てたときは子供がまだ8か月頃だったので、ハイハイができるぐらいの時期でした。
もし和室を小上がりにすると、子供が畳から落ちてしまうかもしれないという危険を感じて小上がりはやめました。
他には、リビングと和室の配置の問題もあったのですが、間取り的に小上がりにすると狭く感じるのでフラットのほうが解放感は感じられます。
実際に、小上がりにしたかたの声を聞くと、
子供がよく落ちるので失敗した・・・。
大人でもボーっとしてるとつまずくことがある。
わざわざ昇るのがめんどくさい。
このように言っています。特に小さいお子さんがいるかたは小上がりよりフラットのほうがいいでしょう。現に5歳になったうちの子もリビングと和室を走り回っているので小上がりにしていなくてよかったと思います。
小上がりにするなら高さはどれくらい?
もし、小上がりにするならどれくらいの高さにするかということですが、300mm程度がいいでしょう。
これは小さいお子さんがいない前提ですよ^^
中途半端に100mm以下だったらつまずきやくすなってしまうので特に歳をとってくると怪我の原因になります。
300mmだったら歳をとったときに昇るのがしんどいように感じますが、腰掛として利用できるので高さがあるほうがいいです。
ただし、小上がりの和室に、頻繁に出し入れする収納(押入れ)を作ってしまうと300mmの段差を昇るのが面倒になるので、収納の無い畳コーナーにするほうがいいと思います。
まとめ
まとめると、
【フラット和室がいい人】
まだ小さいお子さんがいる人
上り下りがめんどくさい人
畳コーナーより和室がいい人
【小上がりがいい人】
小さいお子さんはいない人
和室の押し入れが不要な人
おしゃれな座敷に憧れている人
このようになります。基本的には子供が中心の考えになると思うので、あなたのお子さんの安全第一で検討してみてください。